抗生物質

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炎症の強い大人にきびの治療に使われる「抗生物質」には種類があります。
大人にきびの原因菌の増殖を抑えて炎症を鎮めることができます。
炎症の強いにきびがたくさんできた状態のときに皮膚科で処方されるケースが多いです。
白にきび、黒にきびといった初期段階の大人にきびには、通常抗生物質は処方されません。
初期段階には、男性ホルモンの活動を抑え、皮脂分泌を抑えることができる薬で十分です。
炎症が強くなってしまうと、男性ホルモンを抑止したとしても効き目がありません。
強い炎症がある、化膿してしまったにきびに対して用いられます。
抗生物質は、一時的ににきびを治す効果はありますが、再発するケースが多いです。
正常な細菌も死滅してしまうので、皮膚のバリア機能が低下して、にきびが悪化してしまうこともあります。
また耐性菌がつくられるという副作用もあるため、慎重に服用しなければいけません。
耐性菌は、薬への抵抗性をもつようになるため、今後、抗生物質の効きが悪くなってしまうというものです。
そのため抗生物質は長期間服用するのではなく、2週間から4週間程度にして使用を制限されることがあります。
抗生物質にも系統別に種類があります。
にきび治療に使われるものとしては、主に5種類。
・「テトラサイクリン系」→にきびの炎症のもととなる、たんぱく質がつくられるのを抑える効果がある。
・「マクロライド系」→にきびの炎症のもととなる、たんぱく質がつくられるのを抑える効果、細菌の繁殖を抑える効果がある。
・「ペネム系」→細菌が細胞壁を合成するのを抑えて、にきびの炎症を鎮める効果がある。
・「セフェム系」→にきびの原因菌のアクネ菌を抑えてにきびの炎症を鎮める効果がある。
・「ニューキノロン系」→にきびの原因菌を抑える、細菌のDNAが複製されるのを阻害する効果がある。

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